2012年05月16日

やっぱりバレた

いつもなら三人で行う作業ですが、五代目は縁無し薄畳の作業にかかりっきりのため、珍しく私とご隠居(四代目勝手に改め)の二人だけで、表替え&新床の作業をすることになりました。

私の担当は変わらないだろうと思いきや、「押し目」作業がまわってきました。
練習では数えきれないくらいやっているのですが、本番(実践経験)はそんなにやっていないのが実状です。しかも、その後の表張り行程は自分がやるのではなく、ご隠居がやるとなると…。目押し定規は使うけど、畳目の谷と定規の合わせ具合の塩梅が、いまいち自信がない。

悩んでいても先に進まないので、自分の感覚でやるしかない!

で、昨日は何とか大丈夫だったようですが、今日になって2枚追加の「押し目」作業。

気が緩んでいたのかな…最初の一枚は裏側から切ってしまいました。(^_^;)
黙っていたらわからないかな、いやカッターで切ったし、角度がつくのでバレるかな、あ〜でも…と、結局「まあ、いいか」で、そのままにしておきました。

作業も最後の一枚になり、そんな失敗も忘れていた頃、「かき落とし」の時に「もしかして裏から切ってない?」と指摘が…。
いや〜、やっぱりバレましたか。f(^ー^;

包丁での「押し目」だったらまだマシだけど、カッターは角度がつきすぎてダメだね。こんな事されたら、畳目がズレる。特にこれは四ツ井敷きなのに、おかしくなるでしょ。間違ったなら言ってよ、そのつもりで作業するから。
…などと、注意を受けました。ごもっともです。m(_ _)m

自分なりに解決策を考えてみました。
「押し目」の位置は小目のやや外側で、幅サイズは下前で一目ぐらいを落とします。これだと、残りの反対側に「押し目」をし直すのがベストかなと思いました。
いやいや、ビジネスの基本「報告・連絡・相談」が先かな!

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2012年05月02日

機械床の製作

今日のお仕事は、機械床の製作でした。

電灯設備が充分ではないため、お日様が隠れていると薄暗いし、すごく埃っぽいのでマスクが必須で呼吸がしづらいし、あまり行きたくない場所です。f(^ー^;

ここでの私のお仕事は「アクタ作り」と「下配の配込み」です。

アクタ作り
20070818ki1.jpg新床を製作するときに不要となった畳床の切れ端を、適当に小さく切って出来上がるのが「アクタ」です。
もともとは畳床の切れ端を、自動カッターに送れば簡単な作業ですが、これだと糸も裏面シートもアクタとして畳床の中に使われてしまうので、当店では手作業で切っています。とても非効率な作業ですが、これが許されるのが自営業の特権と言うか、ゴミは混ぜないという当たり前の作業が出来て嬉しいです。


下配の配込み
20060427ki2.jpg機械床の層を下から順番に説明すると、裏面シート・防虫紙・コモ・下配・アクタ…(後は藁を縦横と交合に置く、途中に防虫紙を入れる)となっています。
裏面シート〜コモは、機械が自動で送ってくれますので、その上に藁を流れに添って(縦向き)配込みます。けっこうゆっくりなスピードで送ってくれるのですが、うっかりしていると、次行程のアクタが降り注がれて(これも自動)、そのままトントンと踏みならす機械の下へと入っていってしまいます。相手が人間だと教えてくれたり待ってくれたりするのですが、機械は情け容赦無しの待った無しなので苦手です。
写真はスタート地点から撮影しています。奥側へ送られています。


※写真はいずれも本日の撮影ではありません。
タグ:機械床
posted by 畳姫 at 21:14| Comment(0) | 機械床 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

東大寺の盧舎那仏像

東大寺の研修で、盧舎那仏像を拝見してきました。昨年の9月も見学しましたが、何度見ても余りの大きさに驚いてしまいます。お掃除(お身拭いって言うんですね)をしている写真を見たことがありますが、手のひらに乗るのも余裕のサイズです。

世界最大の木造建築の国宝「大仏殿」。現存の建物は江戸時代に再建されたもの。この窓の所に大仏さんのお顔があります。(この写真は昨年の9月に撮影されたものです。)
201009tou1.jpg 201009tou2.jpg

20120401naga1.jpgあまり知られていませんが、山口県美祢市にある日本最古といわれる長登銅山と、ここの大仏さんとは深いつながりがあります。wikipedia には長登銅山の説明の中で、ここの銅が使われたことが記載されています。長登(ながのぼり)という地名は、奈良登(ならのぼり)からきているそうです。(写真は長登銅山文化交流館に展示されている、運搬経路を説明したパネルです。)

長登銅山文化交流館のサイトはコチラ

余談ですがここの交流館に展示されている、復元された和同開珎の枝銭や、1250年前のヤリガンナやチョウナの削り屑にも感動しました。
20120401naga2.jpg 20120401naga3.jpg
posted by 畳姫 at 11:20| Comment(0) | 見学・体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする